FX取引で確認の必要な相場のトレンド

FXでは、買いか売りのポジションを持つことから取引が始まります。従って、為替価格が上昇するのか、下降するのかで損益が逆転します。
つまり、為替価格の値動きを予測することが最も重要になるということであり、その方法の一つがチャートからトレンドを読み取ることです。

トレンドラインによる確認

チャートに表示されている各価格を結んだ線が「トレンドライン」です。トレンドラインの流れを見ることで、値動きの全体のトレンドを判断できます。

1)サポートライン(下値支持線)
為替価格の各ポイントにおける安値を結んでできた線がサポートラインです。このラインより下には下落しない、つまりラインに近づくと反発して上昇する傾向があります。

2)レジスタンスライン(上値抵抗線)
レジスタンスラインというのは、為替価格の各ポイントにおける高値を結んでできた線のことです。このラインに近づくと、反転して下落することが予想されます。

そして、2本のラインが並行するように右肩に上がっていく場合は価格が上昇トレンドにあり、右肩に下がるようだと下降トレンドになっています。ちなみに、FX取引ではサポートラインとレジスタンスラインがほぼ平行して水平になることがあり、平行したラインの間で為替価格が上下動を繰り返すようになります。これを「レンジ相場」と言い、FX取引の約7割を占めています。

トレンドの転換ポイント

上昇や下降のトレンドが続いていくと、価格の変動の波が小さく収まるようになる時があります。この状態は売りと買いの勢力が同程度である時に発生し、「持ち合い(保ち合い)」と呼ばれています。この持ち合いが終わると、再びトレンドの開始されることが多くなっています。

なお、持ち合いになると2本のトレンドラインが価格軸を縦にした三角形を形成するため、三角持ち合いとも呼ばれます。三角形のパターンは大きく以下の3つの型に分けられます。
1)対称型
2)上昇型
3)下降型

1)対称型
対称型の三角持ち合いは、下値のサポートラインが右肩上がり、上値のレジスタンスラインが右肩下がりになっていき、最後には二等辺三角形が出来上がります。丁度、ペナントの旗のような形になります。この時に、買いトレンドまたは売りトレンドの転換点が現れます。仮に、価格がレジスタンスラインの上へ突き抜けたら「買い」、サポートラインの下へ突き抜けたら「売り」のサインとされています。

2)上昇型
上昇型の場合は、上値のレジスタンスラインは水平に伸び、下値のサポートラインが上昇してきたことでレジスタンスラインと交わる直角三角形が形成されます。上昇トレンドの途中で現れることが多くなっており、この時に為替価格がレジスタンスラインの上へ抜けると、買いのサインです。

3)下降型
下降型は上昇型の逆で、上値のレジスタンスラインが下降していき、下値のサポートラインと交わることでできる直角三角形です。価格がサポートラインの下へ抜けると、売りのサインです。